2017年04月10日

囲碁の未来サミット「アルファ碁vs柯潔九段」

本日、中国棋院でアルファ碁と柯潔九段の対決が公式に報道された。
囲碁の未来サミットは中国の浙江省烏鎮で行われるようだ。
詳しい日程などを以下にまとめたので参照ください。

「アルファ碁vs柯潔九段の三番勝負」
【日程】5月23、25、27日
【賞金】150万ドル(手合料30万ドル)
【持時間】3時間+秒読み1分5回

「アルファ碁vsトップ棋士5名の相談碁」
【日程】5月26日
【出場棋士】陳耀燁九段、時越九段、羋昱廷九段、唐韋星九段、周睿羊九段
【持時間】2時間半+秒読み1分3回

「アルファ碁とペア碁」
【日程】5月26日
【組合せ】古力九段&アルファ碁vs連笑九段&アルファ碁
【持時間】1時間+秒読み1分1回

今回のアルファ碁はバージョン2で人間の棋譜学習をしていないという。
以前から人間の棋譜から学ぶ限り、いずれ限界を向えると言われていました。
一方、ルールだけ覚えさせて強化すれば異次元の実力を有するのではとも考えられています。
誰も考えつかないような碁が見れると思うと、なんだかワクワクしてきますね。

※確定情報ではありませんが、これを最後にアルファ碁の対決は終了するそうです。
 また、オープンソースとして公開する噂もあり、どこまで本当かわかりません。
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2017年04月09日

棋力向上の詰碁42

囲碁1706.jpeg
【黒先白死:中級~上級者】
今回は易しい問題を出題しました。
ただし、白を取る手段は一通りしかないので油断せずに仕留めてください。
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2017年04月08日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選最終日

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選決勝が行われました。
予選通過者とシード選手を以下にまとめました。

「シード選手」
招待:党毅飛九段、周睿羊九段
韓国:朴廷桓九段、李世乭九段、崔哲瀚九段、金志錫九段、李東勳八段、申眞諝七段
中国:柯潔九段、陳耀燁九段、唐韋星九段
日本:井山裕太九段、伊田篤史八段、一力遼七段
台湾:蕭正浩九段
ワイルドカード:不明(囲碁AIが入る噂あり)
「予選通過者」
韓国:姜東潤九段、朴永訓九段、李映九九段、洪性志九段、尹畯相九段、安成浚七段、
   洪基杓七段、李元榮七段、崔精七段、金庭賢六段、金明訓五段、卞相壹五段、姜昇旼五段
中国:江維傑九段、楊鼎新五段、謝爾豪四段

今回は優勝候補と見られていた中国棋士が予選で次々と姿を消す珍しい展開となりました。
韓国では棋戦が徐々に消えていく現状があり、実戦経験を積む機会が減ってきているそうです。
最近の成績不振は勝負勘が鈍ったのでは、と言われただけに今回の結果は吉報となったはずだ。
日本は枠抜けできなかったが、シード3名の活躍により存在感を示してほしいところです。
さて、対局を振り返っていきます。

囲碁1701.jpeg
【林彥丞初段(黒)vs李映九九段】
黒1から5と形を決めてから黒7と三々に入るのが最近の手法です。
ただし、今回は右上隅の黒が相当堅い格好なので、白は押さえ込む方向が決まっています。
この手法は白の受け方が難しい局面で使うのがコツで、今回は不発となりました。
こちらでも似た形を紹介したので参照ください)
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2017年04月07日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選五日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選準決勝が行われました。
明日行われる決勝戦に韓国21人、中国9人、台湾2人が駒を進めた。
最近は中国の独壇場になることが多かっただけに、珍しい勢力図となっています。
さて、対局を振り返ります。

囲碁1696.jpeg
【実戦図:白陣に厚みを築く】
黒番は李志賢六段、白番は陶欣然六段です。
黒1から5を利かした後、黒7と上から押さえつけるのが流行の手法。
左辺は白石が多い場なので、地を与えても厚くできれば黒十分な戦果と見れそうです。
先日も似たような手法が現れており、多くの棋士が有力な考え方だと感じているようだ。
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2017年04月06日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選四日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選3回戦が行われました。
3回戦を行った日本棋士の成績を以下のまとめました。(左側が勝者)
楊鼎新五段(中国)ー小池芳弘二段
朴鍵昊二段(韓国)ー大西竜平二段
金東昊六段(韓国)ー鶴田和志四段
安成浚七段(韓国)ー田中伸幸三段
金炯佑七段(韓国)ー石田篤司九段

厳しい結果となりましたが、若手中心に出場しているので良い経験になったかと思います。
これを活かして更なる飛躍を目指してほしいところです。
さて、中継された対局から2局を紹介していきます。

囲碁1688.jpeg
【羋昱廷九段(黒)vs宋知勳二段】
黒1に白2、4と根拠を奪いながら受けて白悪くなさそうに見えます。
しかし、黒5と上から圧力を掛けるのが面白い着想で白の応手が難しいです。
Masterの手法とどことなく似ている感じがしますね。(こちらを参照ください)
左辺は元々白の勢力圏なので、弱い石を効果的に消せば十分な戦果と見れます。
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アルファ碁vs柯潔九段の最終決戦予告

本日、中国でアルファ碁と柯潔九段の対決をする予定だと報道された。こちらを参照)
5月末に中国の浙江省烏鎮で人間の棋譜学習なしの新型アルファ碁と3局を行うという。
詳細は4月10日に公式発表するそうなので、来週の月曜日は大いに騒がしくなりそうだ。

「新生アルファ碁への期待」
Master(=アルファ碁)では囲碁AIが苦手とする点を克服しているように感じます。
ただ、人間の常識範囲での話なので、人間界の碁を本当の意味で超えている訳でありません。
今回の対決は囲碁AIが自ら学び、成長したものがどんな結果を示すか見せるものだと思います。
これは囲碁界だけでなく、様々な分野でもAIが導き出す結論を用いることに繋がるはずです。
しかし、AIの考えが正しくなった時、人間の存在価値はどの程度なのか不安になりますね。
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2017年04月05日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選三日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選2回戦の残りが行われました。
2回戦を行った日本棋士の成績を以下のまとめました。(左側が勝者)
小池芳弘二段ー俞俐均初段(台湾)
鶴田和志四段ー金俊永六段(韓国)
李維三段(台湾)ー小松英樹九段
李元道五段(韓国)ー姜旼侯二段
姜昇旼五段(韓国)ー武宮陽光六段
陳梓健四段(中国)ー髙嶋湧吾二段
辜梓豪五段(中国)ー平田智也七段
鍾文靖五段(中国)ー広瀬優一初段


今日の成績は2勝6敗となり、2回戦全体では5勝15敗となりました。
枠抜けまでの三日間は休みなしの体力勝負となりますが、頑張ってほしいですね。
さて、対局の一部を紹介していきます。

囲碁1684.jpeg
【実戦図:巧みな終盤術】
黒番が許映皓九段、白番が李維清四段です。
黒1、3と様子見したのが絶妙で逆転の糸口となりました。
白6と中央の白を守られ、黒は大変そうに見えますが、決め手が用意されてました。
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2017年04月04日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選二日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選2回戦の一部が行われました。
2回戦を行った日本棋士の成績を以下のまとめました。(左側が勝者)
大西竜平二段ー王星昊初段(中国)
田中伸幸三段ー梁相國九段(韓国)
石田篤司九段ー金日煥九段(韓国)
陳一鳴二段(中国)ー西健伸初段
甘思陽五段(中国)ー蘇耀国九段
古靈益五段(中国)ー中野寛也九段
李範鎭二段(韓国)ー新谷洋佑初段
金民浩三段(韓国)ー村川大介八段
吳長煜三段(韓国)ー大西研也三段
李映九九段(韓国)ー志田達哉七段
謝爾豪四段(中国)ー上野愛咲美初段
時越九段(中国)ー沼舘沙輝哉五段


全体で3勝9敗と負け越す結果となりました。
2回戦では中国の范廷鈺九段や李欽誠九段が敗れており、統合予選の厳しさを物語っています。
勝ち残った日本棋士は枠抜けできるよう、頑張ってほしいですね。
さて、対局を振り返っていきます。

囲碁1679.jpeg
【実戦図:流行の決め方】
黒番が郭聞潮五段、白番が申旻埈五段です。
最近、右上隅を白4から8と形を決めていく変化をよく見ます。
地を稼ぎながら黒を重くできているため、黒の手抜きを咎める手段として注目されています。
上辺の白陣を広げる働きもあり、白打ちやすいように感じます。
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2017年04月03日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選初日

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選が開幕しました。
1回戦に出場した日本棋士の成績を以下のまとめました。(左側が勝者)
西健伸初段ー玄釉斌初段(韓国)
蘇耀国九段ー黃鎭亨三段(韓国)
鶴田和志四段ー張濤五段(中国)
沼舘沙輝哉五段ー周平強六段(台湾)
范胤六段(中国)ー六浦雄太三段
程宏昊二段(中国)ー謝依旻六段
周賀璽五段(中国)ー牛栄子初段
裵俊熙四段(韓国)ー横塚力二段
吳侑珍五段(韓国)ー大竹優初段
元晟溱九段(韓国)ー金昞俊三段
鄔光亞六段(中国)ー芝野虎丸三段
朴鍾昱アマ(韓国)ー佐田篤史三段
鄭誓儁初段(韓国)ー仲邑信也九段
宋知勳二段(韓国)ー小松大樹二段
金彩瑛三段(韓国)ー出口万里子初段


全体では4勝11敗となり、厳しい結果となりました。
明日は2回戦目から出場する棋士と合わせて20名が参戦します。
さて、本日中継された対局の一部を紹介します。

囲碁1670.jpeg
【実戦図:流行のMaster布石】
黒番は伊凌濤四段、白番は卞相壹五段です。
黒5と大ゲイマシマリに白6、8と広く構えるのが流行しています。
相手の力を利用して石の調子を求める意図があり、黒の応手が難しいです。
発展途上の戦術ですが、これを採用するトップ棋士は多いように感じます。
※2つの記事を参照ください。参照記事1参照記事2
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2017年04月02日

オススメ布石の周辺(1)

今回はMasterの手法を応用したオススメ布石を紹介します。
複雑な変化が少ない部類の打ち方なので、すぐにでも実戦に使えると思います。

囲碁1663.jpeg
【テーマ図:全局的な展開重視】
黒5のカカリを利かしてから黒7と構えるのがオススメです。
右下の構えはスカスカなので、相手の力をうまく利用して局面広く使う技術が必要になります。
難しいように思えますが、先の展開を想定すると簡明に主導権を握ることができます。
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2017年04月01日

棋力向上の詰碁41

囲碁1657.jpeg
【黒先白死:上級~有段者】
一見すると、幅広い詰碁に見えて難しいと感じるかもしれません。
本題を解く鍵は冷静な攻め方を見つけられるかです。
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2017年03月31日

夢百合杯にDeepZenGo参戦の可能性大

韓国のサイトで夢百合杯にDeepZenGoが参加する可能性が高いと報道された(こちらを参照)。
ワールド碁チャンピオンシップでは1勝2敗と負け越す残念な結果となったが、
世界トップ棋士に肉薄する実力を持ち合わせており、優勝候補の一角と言えそうだ。

当サイトによると、中国棋院は夢百合杯予選が行われる前、日本棋院に打診していたという。
中国の正式な発表はされていないが、Zenチームの方は参戦する用意はできているようです。
出場する場合はワイルドカード(シード枠)として本戦から出場する見込みだ。
対局も中国ルールで行われるので、囲碁AIの計算ミスはなくなると思われます。
(囲碁AIの大半は中国ルールの対局データを基に作成しているため)

囲碁AIが人間棋戦に参戦するのは賛否両論あるようだが、一度様子見するということだろう。
また、LG杯もワイルドカードが一つ空いているため、囲碁AIが入るかもしれません。
今年は囲碁AIが棋戦参戦する機会を多く見れる予感がします。
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2017年03月30日

持時間の使い方

そろそろ、大会が始まる季節となってきました。
アマ棋戦は一日4局、持時間40分前後とハードな日程で行われることが多いです。
実力を発揮する上で体力や実力なども必要ですが、時間の使い方も重要だと考えています。

対局の勝敗を決する大きな要素は中盤戦でどれくらい頑張れるかに掛かっています。
たとえ、形勢が良くなっても時間に追われて崩れては勿体無い結果となります。
そうした勝負所で時間を残すためにも、序盤の打ち方をある程度決めるのが良いでしょう。
経験したことのある碁形にできれば、次に何をすべきか見えるので時間を節約できます。
また、慣れた布石なら戦うべき時期や守るべき箇所が自然に見えてくるので、
序盤早々、大きく崩れることも減ってきます。

大会で手応えを感じるけど、結果が残せないと感じる方は一度見直すと良いかもしれません。
自分は一昨年の成績は良くなかったが、時間の使い方を改善して成績が良くなりました。
長考派でも、力を入れるべき点を絞ることである程度早碁にも対応できると思います。
今回提案した点については、誰でもできる改善点ですのでぜひ試してみてください。
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2017年03月29日

中国甲級リーグに日本棋士参戦!

今年の中国甲級リーグに日本の一力遼七段が参戦します。(データ元はこちらを参照)
重慶チームの所属でメンバーは古力九段、檀嘯七段、李軒豪六段、楊鼎新五段、一力遼七段。
一力七段は竜星の獲得や天元戦挑戦者になるなど、波に乗っている日本棋士の一人。
世界トップと競えるのは貴重な経験となると思うので、ぜひ頑張ってほしいですね。

※明日、夢百合杯予選決勝が行われるので、ワイルドカードの発表があるかもしれません。
 噂によると、囲碁AIが入る可能性もあるそうです。
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2017年03月28日

棋力向上の詰碁40

囲碁1651.jpeg
【黒先黒生:中級~上級者】
黒は外回りのダメヅマリに注意すれば、自ずと急所が見えてくるはずです。
丁寧に読んでしっかり生きてください。
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posted by okao at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 詰碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする