2017年04月07日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選五日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選準決勝が行われました。
明日行われる決勝戦に韓国21人、中国9人、台湾2人が駒を進めた。
最近は中国の独壇場になることが多かっただけに、珍しい勢力図となっています。
さて、対局を振り返ります。

囲碁1696.jpeg
【実戦図:白陣に厚みを築く】
黒番は李志賢六段、白番は陶欣然六段です。
黒1から5を利かした後、黒7と上から押さえつけるのが流行の手法。
左辺は白石が多い場なので、地を与えても厚くできれば黒十分な戦果と見れそうです。
先日も似たような手法が現れており、多くの棋士が有力な考え方だと感じているようだ。

囲碁1697.jpeg
白8、10に黒11のコスミツケが好手です。
AとBが見合いとなり、白は中央へ出ていくことができません。

囲碁1698.jpeg
白12から18と連絡していい加減のワカレとなりました。
棋風によって判断が分かれそうですが、白陣で厚みを築ければ黒悪くないと思います。
しかし、黒19以降の打ち方が非常に難しいため、互角に近い形勢と見るところでしょう。

囲碁1699.jpeg
白20も最近打たれ始めた自陣整備の手法です。
隅に食い込んでいるため、見た目以上に強固な形になっています。
普通は白26に黒Aと押して厚みと実利のワカレとなるところですが・・・。

囲碁1700.jpeg
黒27の打ち込みが面白い手でした。
白28、30と隅に食い込まれますが、黒31と封鎖すれば左辺の厚みが活きてきます。
右辺の△を孤立させつつ、AとBの好点を見合いにして黒打ちやすい碁形です。
最近は囲碁AIの打ち方を応用し、模様の打ち方が進化しているように感じます。
目先の利益よりも可能性に投資した打ち方をよく見るようになってきました。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
いろいろ考えていることはありますが、日曜日の大会が終わってから行動します。
動画作りや生放送など続けていく予定ですが、やり方を少し変えようかと思っています。
posted by okao at 23:59
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