2017年07月24日

ミニ中国流の打ち方(5)

今回はミニ中国流の積極策の意図と対策を紹介していきます。
初見の戦術では相手の術中にハマってしまうことも多々あるので布石研究は大切です。
また、見たことある碁形なら精神的にも余裕が生まれる効果もあり一石二鳥でしょう。
碁は技術的な面も大切ですが、意外と感情的なものに左右されることが多いものです。

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【黒の積極策:力自慢のツケ】
白1のワリ打ちに黒2と直接働きかける戦術があります。
序盤からツケると相手の石を強化するため、本来はあまり良くない手法です。
ただ、後の展開を想定すると、白も慎重に一手一手を選択する必要があります。
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2017年07月16日

ミニ中国流の打ち方(4)

定石や布石の評価は主観的な面が含まれるため、何が正しいのか判断が難しいです。
例えば、模様派か実利派で局面の優劣が真逆になることも不思議ではありません。
最善手を求めるより、自分がどういう碁を打ちたいか、方針を定める方が重要かもしれません。

囲碁2318.jpeg
【黒の積極策:直接働きかける手法】
白1のワリ打ちに黒2と肩ツイていくのも一策です。
相手に態度を見て、下辺の模様化や右上の黒陣を固められる特徴があります。
複雑な変化も多々ありますが、代表的な変化を中心に解説していきます。
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2017年07月13日

ミニ中国流の打ち方(3)

有名な戦術になると多くの方が研究するため、時代と共に廃れていくものですが、
囲碁AIが出現すると、今度は昔良くないと考えられた手法が打たれ始めたのです。
人間の価値観における判断が如何に曖昧なものであったか思い知らされた次第です。
正しい指標がなくなった現代は、自分が納得し得る理由を探すのが大切であるように感じます。

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【出切り対策:堅実な受け方】
前回で白2に黒は強く反発できないことがわかりました。
今回は黒3と堅実に受けて、下辺を味良い布陣にする方針を取った局面を検証していきます。
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2017年07月12日

ミニ中国流の打ち方(2)

最近はミニ中国流よりも、一路小目の方に近づけた改良版を打つことが多いです。
というのも、ミニ中国流では黒にとって不都合に感じる変化が数多く存在するからです。
それなら改良版の打ち方を学んだ方が効率良いのでは?と思う方もいると思います。
しかし、進化した過程を知らないと配置の良さが分からないまま打つことになるので、
遠回りだとしても、過去を学んでおいた方が後々の理解が早まると自分は考えています。

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【テーマ図:強硬な押さえ込み】
白2のスベリに黒3と押さえ込むのは強気な態度です。
白Aの傷が気になりますが、成立するなら右下隅を効率よく固める強手となり得ます。
黒の強硬策に白はどう応じていくべきか、検証していきます。
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2017年07月11日

ミニ中国流の打ち方(1)

囲碁AIの話題が一段落したので、ミニ中国流の打ち方を数回に分けて紹介していきます。
プロアマ問わず多く打たれている布石の一つで、愛用している方も多いそうです。
実戦で打たれることが多いので、知識があると序盤で差をつけられるかもしれません。

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【基本形:ミニ中国流の構え】
黒3から7の構えがミニ中国流の布陣です。
この布石は相手の力を利用して、下辺を地模様にできる特徴があります。
ある程度定型化された打ち方があり、布石が苦手な方でも使いこなせる打ち方です。
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