2017年02月20日

見合いを受け切る利かし

本日行われた中国の倶棋杯予選から題材を取り上げます。
予選を見ると、小目からの二間高シマリを用いる対局がありました。
部分的に隙の多い悪い構えと言われてますが、それが長所に働くこともあります。
例えば、コウ材で連打されても、元々味の悪い構えなので許容範囲の損害に治まるなど。
不完全だからこそ、それが強みになる場合があり、碁の考え方の可能性を感じました。

囲碁1382.jpeg
【テーマ図(白番):見合いを受け切る】
黒番は刘星七段、白番は於之瑩五段です。
黒のコスミは左辺の白二子の動きを封じつつ、AとBを見合いにする好手に見えます。
しかし、白は絶妙の利かしを打つことで黒の追及を受け切ることに成功します。
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posted by okao at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 中盤戦のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

利きを活用する整形術

今日から中盤戦のコツを問題形式で取り上げていきます。
石が競ってきた時にどう考えるべきかを中心に解説していく予定です。

囲碁1351.jpeg
【テーマ図(白番):利きを見た整形】
右下の白をシノぐこと自体は容易ですが、周囲の黒地が大きくなっては面白くありません。
下辺の利きを手掛かりに自身を補強しながら黒の発展性を制限したいところです。
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posted by okao at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 中盤戦のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする