2017年06月16日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(16)

第16局の中盤は人間離れした応酬があり、正直何をやっているかサッパリわかりません。
仮に人間が現代よりずっと強くなったとしても、このような碁を打つか怪しいものです。
囲碁AIが強いことは周知の事実だが、正しい進化を遂げているのか疑問に感じます。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:不発の三々手法】
白1に黒2と受けるのがアルファ碁特有の受け方です。
Aが残る短所はありますが、少しでも足早に展開しようという意図を感じ取れます。
黒6もアルファ碁が得意とする戦術だが、現局面では効果的でなかったようです。
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2017年06月15日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(15)

遂にアルファ碁の自己対戦第15局目となりました。
多くの特徴が既に現れていますが、まだまだ紹介できていない面白い手が沢山あります。
本局も囲碁AIの特徴が現れており、碁の打ち方はこうあるべきなのかと考えさせられます。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:独特な打ち回し】
アルファ碁は黒1から白6と形を決めるのを好んでいるようです。
元々、囲碁AIは手順の長い読みに苦手な側面があり、複雑な定石を選ぶのは稀です。
ただ、そんな囲碁AIが黒7、9のような相手に響く手を選ぶ特徴があるのは不思議ですね。
先を読まずとも、膨大な自己学習により、一手毎の善悪を正確に判断ができるのでしょう。
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2017年06月14日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(14)

アルファ碁の自己対戦を見ていると、様子見に対して素直に受けることが少ないです。
局面全体を最大限に使うのを重視しているようで、スピード重視の打ち方に思えます。
人間は過程や部分的な損得を大切するため、のびのびと打てていないのかもしれません。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:両カカリの攻防戦】
黒1に手抜いて白2と右下を連打することを選択します。
黒は右下で稼がれた以上の利益を求めるため、黒3と両カカリに回るのは当然の態度。
白4、6に黒7が人間界もよく打たれる手法で、白に迫りながら地を稼ぐ特徴があります。
左上の攻防は黒一手多い状況なので、黒は大きな戦果を求められます。
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2017年06月13日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(13)

第13局はアルファ碁の巧みな技が光った一局と言えるでしょう。
囲碁AIはコウなどが絡む複雑な戦いを苦手としていたが、アルファ碁はコウの活用がうまい。
本局で紹介する戦いの呼吸は参考になると共に、コウ争いのコツを示しているように感じます。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:巧みな立ち回り】
黒1のカカリは意欲的な打ち方です。
右下の黒が治まった後に、黒Aと右下の白に働きかけながら右辺の黒陣拡大を狙っています。
白2は穏やかな手で、黒を攻めるというよりは下辺を割ることを重視しています。
黒7まで、無難な序盤戦となりましたが、次の一手から局面が大きく動きます。
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2017年06月11日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(12)

囲碁AIは人間的な発想では到底思いつかない手法を次々に用いています。
理由の一つは、囲碁AIが先の打ち方を示してくれたので心置きなく使えるからでしょう。
また、棋譜を見ると石の流れが非常に素晴らしいため、真似したくなってくるのです。
善悪は定かではありませんが、囲碁AIの碁は人を引きつける魅力があるようです。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:囲碁AIの世界】
黒3から7と下辺に黒陣を築いたにも関わらず、白8と三々に入っていきます。
後手を引くと、黒陣が深くなる可能性もあり、人間的には怖い打ち方に思えます。
しかし、アルファ碁はこの局面に限らず、三々に入ることが多く有力と見ているようです。
序盤から狭い所に入るのは良くないと考えられただけに、多くの方が関心を寄せています。
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2017年06月10日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(11)

6月19日から始まる第3回夢百合杯世界オープン戦で日本の囲碁AI、ZENが出場します。
囲碁AIが人間の棋戦に参戦するのは初めてで、どのような結果をもたらすか楽しみですね。
野狐囲碁でも20連勝を達成した実績のあるZENは優勝候補と見て良いでしょう。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:全局的な打ち回し】
白2に黒3と受けるのがアルファ碁の特徴。
Aのツケが残る短所はありますが、下辺で強く戦えるので黒悪くなさそうです。
白4から8と左下を固めたのは意外で、右下の黒陣が厚くなり白良いように感じません。
黒9まで、下辺と右辺の黒陣が良い構えで黒好調な序盤戦に見えます。
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2017年06月08日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(10)

プロアマ問わず、囲碁AIの手法が数多く打たれており、試行錯誤が続いているようです。
従来の考え方が否定され、何を信じて良いかわからず困惑している方も少なくないと思います。
まずは一つ一つ疑問に感じる点を自分なりの解釈で答えを見つけるしかなさそうです。
もちろん、本の知識や上手の指導、検討などから解決するのも良いかもしれません。
ただ、最終的には自分が素直に良いと感じられるかどうか、この点に収束するように思えます。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:小林流の新手法?】
黒7までの形は小林流で、多くの方が愛用している布陣の一つ。
白8に黒Aのハサミが基本だったが、アルファ碁は黒9を選択します。
黒番はコミの負担が重いため、低く構えて地に辛く打つ方針なのかもしれません。
何れにせよ、人間界では現れない打ち方なので、今後の研究待ちとなりそうだ。
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2017年06月07日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(9)

アルファ碁の自己対戦譜は白勝ちが多く、アルファ碁自身も白有利と判断しているそうです。
そのため、中国ルールのコミ7目半は白有利なのでは?と議論の的になっているとか。
AIが人間のルールにも影響を与える存在になりつつあると思うと少し怖いですね。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:アルファ碁の急戦模様】
黒1から5を決めてから黒7のカカリに回るのは、人間的には怖い打ち方に思えます。
白8と打ち込まれると、左下の黒が重い形なので決めない方が良いと考えるからです。
さておき、アルファ碁の序盤戦は比較的穏やかな進行になることが多いため、
本局のような急戦模様になった際、どのように戦いを収束させるのか、注目です。
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2017年06月06日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(8)

アルファ碁vs柯潔九段大戦が終わってから一週間が経ちました。
囲碁界はこれからどう在るべきか、真剣に考えなければならない時代となりました。
絶対的な強さを誇っていた棋士より、強い存在が現れたことによる棋士の存在価値の低下や、
世間に囲碁を宣伝できるチャンスをどう活かすかなど、様々な問題が渦巻く状況です。
日本だけでなく中韓も同じ問題を抱えており、今年は大きな転機を迎えているようだ。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:大流行の三々手法】
序盤の早い段階で、白6と三々に入る手法は人間界の碁でも打たれるようになりました。
様々な局面で試す実戦例が増えており、多くの方が有力と感じているのかもしれません。
序盤から狭い所に入るなんて信じられないと思われる方も少なくないでしょう。
しかし、この戦術を用いられると白打ちやすくなることが多く、黒容易ではありません。
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2017年06月05日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(7)

囲碁AIの碁は次々に要所を占めていく足早な石運びが特徴です。
手抜きや利かしなどを駆使して手番を奪う技術は人間を遥かに凌駕しているでしょう。
部分的な損得を最適化するより、全局的な打ち方の探求が必要なのかもしれません。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:驚愕のツケ】
白1と黒2の交換を決めた後、白3のツケには驚きました。
相手の態度を聞いて、右辺の構え方を変えたり、右下の黒を凝り形に導く狙いがあります。
一見すると、黒はどう受けても悪くなさそうに見えるが、そう簡単でもないようです。
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2017年06月04日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(6)

アルファ碁の自己対戦譜は別次元の考え方で打たれたものに感じます。
難しくて分からないというよりは、何をしたいのか見当がつかないと言うのが適当でしょうか。
ただ、理解できる点も少なからずあるので、めげずに棋譜を調べていこうかと思います。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:飛躍する石運び】
白2、4のツケ引きに黒5とツグのが囲碁AI全般的に増えています。
囲碁AIの影響なのか、棋士の棋譜も黒Aとカケツぐ実戦例が少なくなっている傾向です。
白8では左辺を割りたくなるが、左辺を一手で守る切る手がないため、急ぐ必要はないですね。
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2017年06月03日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(5)

今回の第5局目は序盤の呼吸が独特で、なぜそう打つのか分からない点が多いです。
これが次世代の碁かもしれないが、人間がこの域に達するには長い年月が必要そうだ。
ただ、囲碁AIの進化は早いため、良いとされた変化も次の日には否定されることもあります。
現代は碁の真理を追究するより、碁の楽しさや魅力を見つける方が大切なのかもしれません。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:違和感のある序盤戦】
黒1から白6の定石は普通だが、上辺を受けずに黒7と大場に走ったのに違和感を覚えます。
手抜きする前提であれば、黒5でAのカケツギや手抜く方が軽い石運びに思えるからです。
白も黒の手抜きを咎めずに、白8と右下のカカリに回るのは勿体ないように感じます。
黒9と上辺を構えて一段落しましたが、序盤の手順が不思議ですね。
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2017年06月02日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(4)

アルファ碁が現れて以来、序盤の早い段階から星に三々へ入る手法が多く用いられてます。
研究して用いている棋士もいると思いますが、多くの方は手応えを掴みたいからでしょう。
多くの実戦例が出てくると思うので、棋譜の確認は小まめに行った方が良いかもしれません。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:囲碁AIの石運び】
黒1から白6は人間界でもよく打たれるツケ引き定石です。
左上を手堅く打ったので、黒7と左辺に広く構えたいところ。
白Aの打ち込みには、黒Bと受けられて白だけ弱い石を残る格好になります。
白から戦いを仕掛けるのは得策でないため、白8と構えて相手の出方を伺うのが無難です。
ここまでは普通の進行に見えたが、ここから不可解な石運びを見せていきます。
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2017年06月01日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(3)

アルファ碁自己対戦の第3局は異次元の感覚で打っている碁ですね。
黒番、白番共に不可解な打ち方をするため、鑑賞する程度が良いかもしれません。
今回の碁は人間界に取り入れるのは難しい部類に入るかと思われます。
では、対局を振り返っていきます。

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【実戦図:序盤早々の三々手法】
黒5とカカった瞬間、白6と三々に入っていきました。
従来の考え方なら、黒Aと右辺の黒陣を厚くして十分と見られていました。
しかし、三々手法は厚みを攻めの対象と見られるため、黒の対応は慎重にならざるを得ません。
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2017年05月30日

アルファ碁自己対戦棋譜解析(2)

今回紹介する第2局は、凄まじい大局観で局面をまとめていきます。
人間的な目線では怖い打ち方に入るため、この呼吸を取り入れるのは難しそうです。
さて、対局を振り返っていきます。

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【実戦図1:スピード感ある打ち回し】
黒4と受けた瞬間、白5と形を決めるのは珍しい手法です。
ただし、呉清源九段や張栩九段が実戦で打っており、人間界でも時々用いられます。
黒Aと受けるのは、白5と黒6の交換が白良い利かしになるので打ちにくいです。
三連星の発展性を削ぐ働きもあり、右下の手法は有力そうです。
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