2016年10月26日

布石研究の進め方

「布石研究はどうやっているんですか?」という質問が時々くることがあります。
研究を進める上で大切なことは以下の3つだと思っています。

1、苦手な布石になる程、中盤まで想定する
2、定石系でも局面全体を重視した石の方向を意識する
3、プロ棋譜を見て、布石の変化を注意深く見守る


割と普通なことで拍子抜けしそうですが、これを続けることは大変だと思います。
まずは3番目のプロ棋士の棋譜や中継対局を観戦するところから始めてはどうでしょうか。
最新の布石形を目で見るだけでも勉強になるはずです。

「実際の研究例」
囲碁442.jpeg
【テーマ図:流行系の定石】
黒1のカカリに白2とハサむのは随分前からある手法ですが、黒3に白4が最近出現した定石です。
こうした形を研究する際、どうしても部分的な変化ばかりを追ってしまいがちです。
しかし、視野を広げるとアッサリ良くなったり、柔軟な発想を思いつくことが多いので、
なるべく局面全体を眺める癖をつけることをオススメします。続きを読む
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2016年10月19日

半目勝負は最後にダメ詰めした方が負ける

意外と知られていない豆知識の一つは、
「半目勝負で最後にダメを詰めた手番が負ける」ということです。
これはコミ6目半の日本ルールで現れる算数的な法則です。

簡単に説明すると、19路盤は19×19=361箇所打つところがあります。
半目勝負が前提なので盤面で黒6目勝ちか7目勝ちであるはずです。
つまり、地の数が奇数か偶数かで勝敗が決まることがわかりますね。

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2016年09月05日

隅の曲がり四目

日本ルールでは隅の曲がり四目は死に石と判定されます。
まずは形を見ていきましょう。

囲碁035.jpeg
一見すると、セキの形に見えますが日本ルールでは白死です。
白から手を出すと三目中手になってしまうので、黒の立場から検証していきます。
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posted by okao at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする