2017年05月12日

囲碁は陣取りゲーム

最近、囲碁AIの対局を観戦して思うのは「囲碁をよくわかってるな」ということですね。
人間は強くなるにつれて、石の効率や過程を強く意識して打つ傾向になりがちです。
確かに、地を効率を稼ぐ方法の一つですが、それが全てに適用される訳ではありません。
どんなに努力しても、相手より地がつかなければ意味ないですからね。

「当たり前のことじゃないか」と感じるかもしれませんが、実戦するのは容易でないです。
なぜなら、囲碁の打ち方の多くは無駄のない形になることを追い求め続けていたからです。

一方、囲碁AIは実に実戦的な打ち方です。
出来上がる結果を元に打つので、過程がどうであろうと勝率が高ければ良いという訳です。
実際、次々に世界のトップ棋士が破れ、今や囲碁AIに勝てれば大金星と言われます。

今まで打ってきた碁は、結果的には固定概念にとらわれ続けていたように思えます。
効率を上げることは決して悪いことはないですが、偏り過ぎてしまったようです。
「囲碁は陣取りゲームである」という原点に返り、打ち方を見直す必要があるようだ。


posted by okao at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人間は本当の意味で石の効率が分かっておらず、全体を見よとプロは言いつつも、プロ自身が部分に拘り過ぎているように感じます。
1手前まで要石だった石でも局面が動けば要石を捨てて別の所に打つ方が僅かに大きい場合でも人間にはその判断ができず、いつまでも要だった石に囚われているケースが多いです。

今までこう打つのがいいですと言われてきた事も本当にそうなのか疑い、あらゆる局面でもっと全体を見て局面を動かせるようになればもっと人類も強くなれると思います。
Posted by FineArt at 2017年05月13日 01:11
局面は刻一刻と動くので、本来は柔軟に打たないといけないですね。
実戦では大切な勝敗よりも、石の流れを重視してしまいます。
人間の場合、要石や大石などといった重大なものになると、
大局的な視点が薄れてしまうようです。

囲碁AIの碁を見ていると、人間の碁は細かい部分に囚われ、
大局的な視点はまだまだ未熟であったことを痛感します。
Posted by okao at 2017年05月13日 07:33
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