2017年05月02日

囲碁AI流、ミニ中国流崩し

最近はプロアマ問わず、囲碁AIの戦術を採用する傾向となっています。
実際、今まで考えづらかった手法や定石が見直され、碁の打ち方が大きく進化しています。
今日紹介するミニ中国流対策も悪いと言われていただけに、新鮮な石運びでした。

囲碁1836.jpeg
【実戦図:踏み込みの攻防】
黒番が洪性志九段、白番は絶芸です。
白2、4は黒Aの薄みが残るため、白は守りになっておらず黒良しと言われていました。
しかし、黒5に白6と踏み込まれて掴み所のない石となり、黒の攻めが難しくなっています。
ミニ中国流への対策として、十分期待できる戦術の一つだと思います。

囲碁1837.jpeg
黒7と迫っても白8と受けられて大したことないようです。
そうは言っても、黒9から13と下辺の黒陣が固まれば黒十分に見えますが・・・。

囲碁1838.jpeg
白14、16を利かしてから白18のハネ出しが鋭い好手でした。
黒19と切る一手だが、白20で▲を牽制しながら外側を厚くすることに成功します。
黒Aで包囲網を突破できそうですが、白Bの利きやCの味があるため黒うまくいきません。

囲碁1839.jpeg
手入れをしていては黒足りないと見て、黒21から23と上辺を占めていきます。
ただし、白24の押さえ込みが見た目以上に厳しい手で黒ツライ展開を強いられます。
黒Aと打てば右下隅の白を取れるが、外側から締め付けられるのは黒耐えられません。

囲碁1840.jpeg
黒25は苦肉の策で、白26に黒27から29と脱出するのが黒の意図です。
しかし、白30と助け出されては右方の黒が浮石となり、黒苦しい戦いでしょう。
複雑な読みがない簡明な対抗策なので、よく打たれる戦術になるかもしれません。
結果、白中押し勝ち。

囲碁1841.jpeg
【参考図:重い石運び】
白1と黒2を交換してから白3の肩ツキも似た進行に見えます。
しかし、黒4から8で下辺の白が孤立するため、黒有利な競り合いになります。

囲碁1842.jpeg
白9から15で整形できますが、黒16から22と下辺を盛り上げて黒十分です。
白はAやBと守るくらいで、黒Cなどに先着できれば黒悪くないでしょう。

「編集後記」
やっとGWに入りました!
この期間中にいろいろやるべきことを片付けたいところですね。
5月には大会二つ出る予定なので、碁の準備も必要ですし忙しくなりそうだ。
posted by okao at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 布石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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