2017年04月22日

第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯、第5戦目

本日、第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯の三日目が行われました。
王景怡二段は黒模様を築くも、陸敏全三段の巧みな技で黒陣を大きく削られてしまう。
最後は際どい取り掛け勝負になりましたが、陸敏全三段が一枚上手で無念の投了となりました。
最後の死活はかなり怪しく、黒勝ちもあったように見えましたが調べてみないとわかりません。
さて、対局を振り返っていきます。

囲碁1781.jpeg
【実戦図1:フリカワリの評価】
黒番は王景怡二段、白番は陸敏全三段です。
白1に受けず、黒2と下辺を制して局面が大きく動きます。
白3から7でコウになりますが、黒は抜かれても周囲の影響はないのが黒の自慢。
しかし、黒もはっきりしたコウ材がないため、どこと振り替わるべきか難しいところです。

囲碁1782.jpeg
白9、11とコウを抜れますが、黒12から20と左上隅を削れるので黒相当です。
△と▲の交換も黒得していますし、左下の白を制しているのも大きく黒悪くないと思います。
中国流ではよく現れるワカレの一つで、この戦術を用いる方は研究する必要がありそうだ。

囲碁1783.jpeg
【実戦図2:怪しい最終局面】
白1の切りに黒2、4と受けたのがまずかったように見えます。
白5でAとBが見合いとなり、上辺の白生きは確実なものとなりました。
しかし、黒は上辺の白を取る好手があったように思えます。
結果、白中押し勝ち。

囲碁1784.jpeg
【参考図1:黒耐えている】
白1に黒2の引きで耐えていそうです。
白3と抜くなら黒4でAとBが見合いとなっていると思います。
ただ、白Cから右辺が生還する計算であれば話が変わってくるので単純ではなさそうです。

「編集後記」
グロービス杯の8強戦で一力遼七段と芝野虎丸三段が中国の強豪を破り、準決勝進出!
明日行われる準決勝、決勝で日本のワンツーフィニッシュが見れることを期待します。
posted by okao at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 棋戦情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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