2017年04月20日

第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯、第1・2戦目

本日、第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯が開幕しました。
日中韓の女流棋士が団体戦、勝ち抜き方式で優勝を争う形で行われる。
各国のメンバーを以下にまとめたので、参照ください。
日本:謝依旻六段、向井千瑛五段、藤沢里菜三段、王景怡二段、牛栄子初段
中国:於之瑩五段、李赫五段、陸敏全三段、魯佳二段、周泓余二段
韓国:崔精七段、呉侑珍五段、金侖映四段、呉政娥三段、宋彗領二段


また、本日の成績は以下のようになりました。(左側が勝者)
1戦目:周泓余二段(中国)ー宋彗領二段(韓国)、白中押し勝ち
2戦目:牛栄子初段(日本)ー周泓余二段(中国)、黒中押し勝ち


新鋭の牛栄子初段が初日を制し、日本は幸先の良いスタートを切った。
明日行われる3回戦目では韓国の金侖映四段と対決する予定だ。
この調子で、第一ラウンドを圧倒してほしいところです。
さて、対局を簡単に振り返っていきます。

囲碁1773.jpeg
【宋彗領二段(黒)vs周泓余二段】
白1と大きく構えるのは、Master発の新手法でよく打たれるようになりました。
黒2の打ち込みに白3と自然な石の調子で右辺を守れるのが白の自慢です。
黒6と追及されても、白7と足早に展開して白悪くないように見えます。
黒の戦い方次第で、白AやBを使い分けられるのが白の利点です。
結果、白中押し勝ち。

囲碁1774.jpeg
【牛栄子初段(黒)vs周泓余二段】
黒1は中央の黒を補強しながら下辺の白にプレッシャーをかける好手。
地合いが厳しいと見た白は、白2と地を稼ぐも黒3が厳しく黒ペースとなる。
牛栄子初段は手厚い攻めで徐々に白を追い詰めていく。

囲碁1775.jpeg
白4から12と下辺を補強しても、黒Aが強烈な狙いとして残るのが白の泣き所。
黒13、15と地を稼いだ後、黒17と上辺を割るのが大きく、黒打ちやすい。
黒Bと右辺一帯の白を攻める狙いもあり、白の悩みが多い局面となった。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
久しぶりに世界戦の動向を追っていきます。
日本が初戦を勝利で飾れたのは初めてで、良い結果を出せるのではと期待が膨らみます。
しかし、勝ち残った場合は一日に2局戦わなければいけないため、体力面が心配
posted by okao at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 棋戦情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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