2017年04月04日

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選二日目

本日、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦予選2回戦の一部が行われました。
2回戦を行った日本棋士の成績を以下のまとめました。(左側が勝者)
大西竜平二段ー王星昊初段(中国)
田中伸幸三段ー梁相國九段(韓国)
石田篤司九段ー金日煥九段(韓国)
陳一鳴二段(中国)ー西健伸初段
甘思陽五段(中国)ー蘇耀国九段
古靈益五段(中国)ー中野寛也九段
李範鎭二段(韓国)ー新谷洋佑初段
金民浩三段(韓国)ー村川大介八段
吳長煜三段(韓国)ー大西研也三段
李映九九段(韓国)ー志田達哉七段
謝爾豪四段(中国)ー上野愛咲美初段
時越九段(中国)ー沼舘沙輝哉五段


全体で3勝9敗と負け越す結果となりました。
2回戦では中国の范廷鈺九段や李欽誠九段が敗れており、統合予選の厳しさを物語っています。
勝ち残った日本棋士は枠抜けできるよう、頑張ってほしいですね。
さて、対局を振り返っていきます。

囲碁1679.jpeg
【実戦図:流行の決め方】
黒番が郭聞潮五段、白番が申旻埈五段です。
最近、右上隅を白4から8と形を決めていく変化をよく見ます。
地を稼ぎながら黒を重くできているため、黒の手抜きを咎める手段として注目されています。
上辺の白陣を広げる働きもあり、白打ちやすいように感じます。

囲碁1680.jpeg
【参考図1:従来の対応策】
白1と守るのが無難であると考えられてました。
しかし、Aと上辺を割る手やBと右上の止める手など黒に様々な選択肢を与えてしまいます。
実戦はこうした狙いを消す意味もあり、有力視されているようです。

囲碁1681.jpeg
【参考図2:頑張り過ぎ】
黒2と強引に分断するのは、白3のワリ込みが好手です。
AやBの傷を一度に守ることができず、黒窮しています。

囲碁1682.jpeg
【参考図3:明るく対応】
白1に黒2、4と抵抗するのも考えられます。
黒を取るのは難しく見えますが、冷静に対応すれば簡明に優勢を築けます。

囲碁1683.jpeg
白5から11と隅の白二子を捨てて厚みを築いて、白十分な展開です。
続いて、黒Aは白Bでシチョウに関係なく取れています。

「編集後記」
日曜日に大会があった週は結構だるくなりますね。
すでに週の終わりを迎えているかのような気分です。
やはり、大会などに出ると少なからず疲れは溜まるようですね。
posted by okao at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 棋戦情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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