2017年02月24日

家庭に一台、囲碁AI「Leela」

ベルギーの囲碁・チェスAI開発者であるジャン・カルロ・パスカットさんが、
囲碁AI「Leela(リーラ)」を無料でダウンロードできる形でこちらに公開しました。
序盤から終盤まで物凄く強いので、腕自慢の方はぜひ挑戦してみてください。

個人的には対局ができるというよりは検討機能が面白いと感じました。
無料とは思えない機能があり、しばらく飽きずに遊べそうです。
以下は最低限知っておいた方が良い使い方を簡単にまとめました。

囲碁1420.jpeg
まず、対局する方法を説明します。
上にある「File」→「New Game」を押すとこの画面が出てきます。
左下の「Time for game」はコンピューターの最大考慮時間の設定です。
短い時間でバシバシ打ちたい方は5~10の間で打つとストレスなく打てます。
右側の「Engine max level」は単純に言えば棋力設定のようなものです。
100~500なら級位者から有段者の方でも楽しく打てるかもしれません。
設定を終えたら、左下の「OK」を押せば対局が始まります。

囲碁1417.jpeg
検討機能は上のタブにある「Analyze」→「Analaysis Windows」で使うことができます。
まず、こちらが局面の盤面ですが、別ウインドウ(下画像)のいずれかをクリックします。
そうすると、現画面のように手順の数字が出てきて、進行例を示してくれるのです。
これは囲碁ソフトとしてもなかった機能だと思うので、非常に画期的だと感じます。
※検討機能を止めたい時は「Analyze」→「Start/stop Analysis」で停止します。

囲碁1419.jpeg
これは数値による局面評価結果です。
Moveは初手の候補手、Simulationsは試行回数、Win%は初手を打った時の勝率です。
基本的にはこの三つを見て、どのように評価されているか見るのが良いと思います。
右側のPVは進行例で、気になる変化はクリックすることで前図のように手順が示されます。

囲碁1422.jpeg
また、模様の分析機能は「Tools」→「Show Territory」から使えます。
現局面のように大まかな勢力圏を示されて、大きな丸になるほど確定地に近いこと示します。
級位者や有段者の方はある程度の見当がつくので参考になるかもしれません。

囲碁1421.jpeg
これは上にある「Tools」→「Show Move Probabilities」から出る局面です。
現局面で打つ黒の候補手を示しているもので、赤色に近い色の場所が勝率の高い手のようです。
ただ、たくさん候補手があるので、あまり使い道はないかも。

「編集後記」
何局か打った感想は、囲碁AI側の考慮時間の設定で大きく実力差が出ると感じました。
例えば、10秒では半分以上勝てますが、初期設定の20秒で対戦すると負け越してしまいました。
また、大変優秀な機能が盛りだくさんですが、パソコンへの負荷が重いので注意です。
時折、動作が遅くなることがあるので、平行して別の作業はしない方がいいと思います。
posted by okao at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | コンピューター囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ニコ生から
試してみたけどAMD6コアでも重くて使い物にならなかったゾ
ガチでPCの寿命縮めそう
Posted by at 2017年02月25日 16:38
パソコンの種類によっては相当重いようです。
自分のは全て閉じた状態で使えば、ある程度使えます。
もし気になる場合は、シミュレーション数を下げるか、
考慮時間を短くして対策する必要がありそうです。
Posted by okao at 2017年02月25日 21:19
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