2016年09月12日

小林流の基本(2)

2回目は一間高ガカリの別の変化を紹介します。
ときどき用いてくる方がいるので、把握しておく必要があります。

囲碁117.jpeg
白1に黒2とハサムまでは昨日解説した形です。
ここで白3と大ケイマにカケる手を打つ方がいるので気をつけてください。
普通は互角に近いワカレとなりますが、今回はそうなりません。
囲碁125.jpeg
難しく打つ方法もあるが、黒1と打つのを推奨します。
黒9までは定石の進行で黒が潰れる危険性はほぼないです。
ここで白はAかBを選択することになりますが・・・。

囲碁126.jpeg
△があるので白のシチョウが良く、白10のサガリを打てるように見えますが、
黒11の切りが厳しい好手で、白はすでに窮しています。
ここからは一手ミスを許されないので慎重を喫します。

囲碁127.jpeg
白1のアテから3と黒を取りにきますが、黒4のコスミが好手となります。
黒は粘りの利く形となり、簡単に捕まらないです。

囲碁128.jpeg
白は黒を追うために、白1から3と押さえ込みます。
黒4を利かした後、黒6と切ってどうなるかです。
単純なシチョウは白良しで普通は難解な展開になりますが・・・。

囲碁129.jpeg
黒1とカケるのが手筋で、覚えておきたい筋の一つ。
今回は△があるため、黒3のアテから5のシチョウが成立して白ツブレです。
小林流の構えが活きた格好になるため、白は頑張ることができません。

囲碁130.jpeg
以上の変化があるので、白1と守るのが無難です。
しかし、黒2に回れれば下辺と右辺の両方を打てた形となり、黒満足です。
いちをこれが基本的な咎め方になります。

次回は小林流に対する別のカカリ方の対処法を解説していきます。
posted by okao at 23:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 小林流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても参考になります、ありがとうございます。
上から5番目の図で白の7をP8と切ってきた時、どうすれば良いか、色々やってみましたが、判りませんでした。
解説いただければ幸いです。

Posted by kikuyan at 2016年09月13日 07:09
なるほど、確かに石が入り組んで難しいところですので、
今日のブログで図を示しながら解説していきます。
Posted by okao at 2016年09月13日 08:28
並べていて上から2番目の図で、白6と隅を跳ねず、P4と出てきたらどうなるかやってみたら、またまた藪の中になってしまいました。
簡明策があれば解説いただければ幸いです。
ps
質問ばかりで恐れ入ります。
早く自分で解決できるようになれば良いのですが、何時の事やら。
その内、コンピューターがさっと正解を教えてくれるようになれば聞かずにすむのですが。
Posted by Kikuyan at 2016年09月14日 11:08
今日のブログで解説していきます。
定石なのでいくらでも変化はありますが、
その中でもわかりやすいものを選んで解説していきたいと思います。
(最善であるかどうかわかりませんので、参考までに留めてください)
Posted by okao at 2016年09月14日 20:29
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